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VUCAとは、Volatility（変動性）、Uncertainty（不確実性）、Complexity（複雑性）、Ambiguity（曖昧性）の頭文字を取った言葉です。

私たちは、IT時代、AI時代と言われるなかで、情報自体は瞬時に大容量を利用することが可能となりました。しかし、不確実性は低減できていないのです。それは、私たちが本当に欲しい情報が入手できていないからです。

であるならば、自らで本当に欲しい情報は何かを定め、模索するしかありません。

過去に作成した経営計画と実績とに乖離があったり、また、新しく経営計画を策定しようにも、現状や未来を考えるとなかなか着手できていないのではないでしょうか。

しかし、経営計画は必要です。

なぜなら、それは経営者の意思決定だからです。3年後、5年後、こんなことを成し遂げたいという「想い」だからです。「想い」という単語に対して、これが経営戦略なのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、3年後、5年後の未来をドンピシャで当てる預言者は存在しません。また、闇雲に何がよい事業はないものだろうかと模索しても、よいアイディアはなかなか思いつきません。しかし、それを探し続けることが経営者の本業でもあります。

本セミナーでは、新たな中小企業シナリオと題して「未来計画」を検討します。そして、それは現在の延長線上にない計画であり、単なる数値の羅列ではありません！

この未来計画は、損益計画のような数字の計画ではなく、このような取り組みをしたいという文書を描きます。また、シナリオの部分は、他者の再構築事例から学び、事業を真似るイメージ、現在の事業を中心に不確実性を検討し、異なる事業に展開するイメージを描いて作成していきます。

ただ、1点お気を付けていただきたいことは、本セミナーを聞かれたからといって直ぐに答えが見つかるという魔法をお伝えするわけではなく、考え方や方向性の整理にご活用いただける内容のセミナーとなります。

正解はなく、正解を作っていくためにどう進めるかが主題です。

本セミナーがきっかけで、社長様が中心となり社内で新しいシナリオに入るスタートとなります。本セミナーを聞いたから終わりではなく、本セミナーから始まるのです。そして、この始まりが御社の素晴らし未来へと繋がっていくのです。

　1.はじめに

　2.A社の問い

　3.事業再構築補助金 採択事例活用

　4.シナリオプランニング

　　影響度と不確実性、想定される未来の状態は1つではない

　5.アントレプレナーシップ

　　コーゼーション・エフェクチュエーション

　6.経営が苦しくなったとき

　7.おわりに

社長の頭の中にある何かしなければという漠然とした考えや不安が、セミナーでお話する手法で頭の中を整理すれば、自社にとっての未来計画（このような事業をしよう）が描けるという発見と実際に行動に移すことが可能となります。

本WEBセミナーでお伝えするシナリオプランニングを活用すれば、不確実な時代の中で、見えない環境変化に振り回されることなく、経営計画を作れるようになります。

将来起こるかもしれない複数のシナリオを描いた上で、自社の経営方針、想定されるできごとへの対応法を導き出し、不確実な変化の可能性を機会に変える取り組みです。０から１の新しい事業を作るイメージで、既存事業の成長にも使えます！

野上 智之（のがみ ともゆき）

公立大学法人北九州市立大学卒

大手システム会社を経て、教育研修会社での新規部門立上げや西日本責任者としての実践により、収支損益の黒字化と人財育成がなければ、企業は元気にならないという強い信念のもと中小企業に特化した経営コンサルタントに転身。現在も9社を担当し各地でセミナーや研修講師を担当したり、地域金融機関との連携

保有資格・メンバー

行政書士試験合格、宅地建物取引士、ITパスポート、動産評価アドバイザー、事業再生アドバイザー（ＴＡＡ）、再生支援ネットワーク会議メンバー（広島）、旧大阪府事業承継ネットワーク登録専門家（令和3年3月迄）、キャンパスベンチャーグランプリ大阪大会（CVG大阪2022）審査委員。