事業計画書のなぜ必要なのか?
今回は「事業計画書の必要性」についてお話をさせて頂きます。
事業計画書は必要か?
様々な企業の経営者の方とお話していて、事業計画書や経営計画書を本格的に作成した事がないと言う方も多くいます。では、事業計画書は必要なのでしょうか?
決算書は、税法や会社法によって、作成する必要性や、その作り方まで詳細にルールがあります。でも、事業計画書は特に詳細のルールが決まっていません。つまり、作らなくても誰からも指摘されないし、どんな作り方をしても良いとも言えます。
よって、多くの経営者の方が「必要性はなんとなく感じながら、作成していない」と言う状態の方が多くいます。(または、過去に銀行用やどこかの機関に提出するために作成し、その後、振り返りも、再作成もしていないと言うケース)
でも、この「なんとなくの必要性を感じる」と言う部分が非常に重要です。皆さん、なんとなくでも、必要性は感じているのです。
そして事業計画書を本格的に作成し、実行し始めると分かるのですが、これほど便利なツールはありません。
自社の過去の反省にも活用できるし、現状の把握にも使えるし、未来を指し示す指標にも活用できるのです。つまり、作り方、運用を上手く行えば、自社の業績をUPさせる事、銀行からの資金調達、従業員のやる気のUP等、たくさんの事に活用できるのです。
これから、年末年始を迎えるに当たり、12月の決算の会社様や来年3月決算の会社様が多いと思いますので、この時期から、来年は、事業計画書をきっちり作成し、業績UPや資金調達に有効に活用してみてはいかがでしょうか?