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M&A実際の成約事例3

今日は、実際の成約事例について触れたいと思います。こんにちは、M &A事業部の堂園です。

 

売手概要

法人 株式譲渡 売却額 2000万円 

 

地域:人口15~20万の市町村

 

クリーニング店20店舗 売上高約2億、

 

営業利益 赤字、実質債務超過

 

金融機関借入金 約4000万円

 

地元で長年クリーニング店を経営、数十年前は当時の最新設備などを入れており、他社から見学に来るほどであった。

 

競合店の増加、人口の減少、社会環境の変化(クリーニングに出さない衣料品の増加)などにより収益が悪化。

 

個人資産を投入し資金繰りを回している状況。

 

代表者は高齢であり後継者不在であることから、メインの銀行に相談。メイン行より提携先である弊社に依頼。

 

数十社へのアプローチを行うも、興味を示す企業が中々なかった。地道にアプローチした結果2社トップ面談&現地視察を行う。2社より興味があり意向表明書を受け取る。

 

A社は地元企業で2000万の提示、B社は他県で2500万円の提示を受ける。売主は値段より地域に貢献したいことのことでA社と進めていくことに。しかし、約3カ月後にA社よりM&A断念の連絡があり(理由は不明)、だめ元でB社に2000万円で話を再度持っていくことに。B社よりすぐにでも進めていきたいとの快諾を得て基本合意締結、買収監査(土壌汚染調査含む)、譲渡契約の締結となった。

 

受注から成約(譲渡)までの期間は約1年。

難航した点

・営業赤字、実質債務超過のため、興味を示す企業が少なかった。

 

・進めていた企業より急にM&A断念の連絡があった。

 

・社長が高齢のためか、資料の準備・提出に時間がかかった。

買収理由

規模拡大、他エリアの進出

成約のポイント

 

・買手側の決断が非常に早かった

 

・地域や同業者等のNGがなかった。

 

・引継期間など柔軟に対応した。

 

・買手側が紳士的かつ柔軟であったので、交渉がスムーズにいった。

 

・どちらが費用負担するかで、交渉が必要な土壌汚染調査を事前に売主が負担し実施した。

 

弊社では無料相談会を定期的に実施しておりますので、ご相談下さい。

 

【無料】M&Aに関するお電話・メールでの相談はこちら
 http://www.ma-consultant.jp/contact/

この記事の著者

  • 堂園 卓也

    経歴について
    流通小売業(東証1部上場)の会社にてストアマネージャーとして店舗運営管理(損益管理、在庫管理、人員管理)、不振店舗の再生担当として従事。

    主な実績
    ・原価管理及び値決め力の向上による粗利率の改善
    ・借入金の長期短期のバランス調整によるキャッシュフロー改善
    ・売上債権、仕入債務、在庫回転率の改善による財務改善
    ・リスクマネジメント(保険の見直しによる財務改善)
    ・資金調達

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