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経営者の気持ちは難しい

本日は、【経営者の気持ちは難しい】についてのお話です。こんにちは、 エクステンドM&A事業部の岩永です。今回のテーマは「経営者の気持ちは難しい」についてです。

 

M&Aのお仕事をさせて頂きている中で改めて感じることがあります。

 

経営者の本当の気持ちや想いがどこにあるのか…

 

その想いをしっかりと話してもらえているのか…

 

今回のテーマは少々個人的な考えなどを書かせて頂くので、つまらない内容かもしれません。その点はご了承ください。

経済合理性だけではない

昨年に経験したM&A案件での出来事です。売手側は主要な取引先からの仕事がなくなり、非常に厳しい状況でした。財務状況も決して良いという内容ではありません。弊社として提案できる最大限の売却スキーム譲渡価格を売手企業側に提案し、買手側もその条件に最大限に寄り添って頂いていました。

 

数回のトップ面談においても双方の関係性には問題ありません。個人的にも限りの提案内容であり、売手企業様にとっても満足のいく条件でのご提案だったと今でも思っています。

 

しかし売主側の回答は考え抜いた結果、今回の内容での譲渡はNG。

 

どこに問題があったのか?、どこに満足できなかったのか?

 

会社の今後を決める決断というのは経済合理性だけでは判断できないのだなと改めて感じさせられる出来事でした。まだまだ経営者との信頼関係が築けていなかったんでしょうね。

経営者に寄り添えるようなアドバイザーを目指して

現在は、数多くのM&Aを取り扱う会社が世の中にはあります。中には、経営者の意向とは関係のない想いで案件を取り扱っている担当者もいるようです。

 

これはある売手企業の経営者聞いた話ですが、買手企業からの提案を断っているのにアドバイザーの担当者から2時間も説得させられたということが実際にあったそうです。

 

その担当者は経営者に自信を持って提案できる内容なのかと想い必死に説得をしていたのか。

 

それとも目先の報酬のためなのか。

 

エクステンドは、何よりも経営者の立場に立ったアドバイザリー業務を心がけています。先程お話した経験談もそうですが、悔い改めるところがあるとすれば

 

「あなたがそこまで言うのであれば、そうしましょう」

 

と経営者に言ってもらえなかった自分自身の力不足です。今後も多くの経営者と接する中で少しでも経営者から信頼されるアドバイザーになれるよう精進していきたいと思います。

最後に

年始だったので、少しだけ自分自身の今年の決意表明のような内容になってしまいました。申し訳ありません。

 

エクステンドは「経営者に寄り添えるアドバイザリー業務」を心がけて1件1件丁寧にご対応してきく所存でございます。

 

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この記事の著者

  • 岩永 敦司

    資金調達(融資、リース)から、経営戦略の立案からM&Aによる事業拡大、M&Aによる財務リストラ、経営承継など企業のステージにあった提案を行っている。

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