売却額の簡易査定やヒアリングでのよくある事例
弊社は主に年商5億以下の企業様から売却・事業承継の相談をよく受け、売却額の簡易査定やヒアリングを行うのですが、よくあるやり取りをご紹介いたします。
売却額の簡易査定やヒアリングでのよくある事例
社長:ウチを売却したらいくらぐらいになる?
堂園:あくまで簡易査定ですが、
○○○○万円ぐらいが目安と思います。
社長:思ったより安いな~
堂園:では、御社のアピールポイントはありますか?
社長:現場の人間をもっと増やせばもっと売上が上がり利益も増える。
営業すればもっと売上・利益が増える
新規設備を入れれば効率的になり利益が増える。
ウチは伸びシロ多いから、もっと高く売れるハズだ
確かに人を増やし、営業を行い、新規設備投資を行えば売上増・利益増になる企業様も多いと思います。ただし人員増加しても効果が出るまでに相当の月日が必要でしょう。
一方買い手側からの視点で見ると、そんなに売上・利益が伸びるなら何故実施していないのか?実施して売上・利益増になったらそれなりの金額で買います。このような回答をされる場合が多いです。
買い手側は買収後の事業継続・発展のために新規投資(人員、設備など)を考えるため、売り手側の希望額を下回る傾向にあります。
弊社に限らずM &Aアドバイザーが依頼を受けたM &Aの案件全てが成約することは残念ながらございません。(全て成約になって欲しいのですが、、、、)
売り手側が成約率を高め高値売却をするためには、事業継続・発展の観点(買い手側視点)も考えることも必要となります。
弊社では無料相談会を定期的に実施しておりますので、お気軽にご相談下さい。