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M&Aで会社が一変する可能性がある

「M&Aで会社が一変する可能性がある」というお話をしたいと思います。私のお客様の事例です。

 

このお客様の本業は、教育系サービス事業です。1年前までは、社内にITリソース(技術者)が必要と認識しつつも、なかなか人員を集められない状態で、社員としてのIT技術者はおらずSESで派遣されている技術者が2名という状況でした。

 

それが、M&AでのITリソース(技術者)の獲得に舵を切って1年。現在では、(優秀で実績のある)技術者50名超を抱える立派なテック企業に変貌しています。

 

ほんの1年前までは、ITリソースありきで事業の立案などできない状況でしたが、いまや、社内システムの見直し・構築だけでなく、本業の教育系サービスの分野で、ITリソースありきで新サービスを次々にローンチできる体制が整ったことになります。

 

そう、立派なエドテック企業になったのです。たった1年で。です。

 

勿論、獲得した当該ITリソースの成果(収益へのプラスインパクト)がでるのはこれからになりますが、自在に活用できるグループ内ITリソースがあるのとないのとでは、構想・発想、スピード、コストの全てが変わってきます。翻って、何故、この会社が1年でここまでこれたのか(取得できたのか)?その要因を考えてみると

 

・取得する(M&Aする)理由が明確

 

・成長戦略としてM&Aを取り入れていることの積極的な対外発信

 

・対象会社の取得後の経営の独自性に維持

 

・対象企業のオーナー、従業員などを絶対に不安にさせない対応(常に敬意に満ちている)

 

・適正な価格提示(安く安く買おうという下心がない。見えない。)

 

が思い当たります。それぞれなんとなくは理解できると思います。一つ一つ詳細を説明すると、少々長くなりますので、本日はここまで。次回は、上記の5つについて詳しくご説明したいと思います。

 

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この記事の著者

  • 松原 良太

    ・青山学院大学経済学部 卒業
    ・オーストラリアボンド大学 大学院 経営学修士課程(MBA)修了。
    ・財団法人日本M&Aアドバイザー協会 代表理事
    ・株式会社ビザイン 代表取締役パートナー
    ・AMD capital management 株式会社 代表取締役
    ・株式会社ビザイン・ファミリー・アドバイザーズ 取締役
    ・近著(共著):この1冊でわかる M&A実務のプロセスとポイント

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