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定期的にM&Aの希望条件をアドバイザーに送ろう!

例えば、成長戦略として、M&Aにて事業・企業を買収しようとなった場合、取得したい事業・企業の条件(買収の目的、業種、規模・予算など)を依頼するM&Aアドバイザー(銀行など含む)に共有すると思います。

 

しかし、それは、1回だけでは、ダメです!というお話です。

 

M&Aアドバイザーは多くの買収者から、「買収したい」という相談を受けています。恐らく、売却したいという相談が1~2割なのに対して、買収したいという相談は、8割〜9割だと思います。

 

売却ニーズよりも圧倒的に多数の買収ニーズの相談を受けます。

 

そうなると何か起こると思いますか?

 

多数のお客様からいただいた多数の買収ニーズをすべて完璧に覚えている担当者、アドバイザーの会社は、皆無と思ってください!つまり、「M&Aアドバイザーに買収ニーズの共有をしたので、大丈夫だ。合致する案件がでたら紹介してくれるだろう。」は、とてつもなく大きな誤りです。

 

貴方の後に相談した同じニーズをもつ、買収者に紹介してしまうこともあります。記憶が鮮明だからです。一方で、買収者側も、買収ニーズは刻々と変化するものでもあります。

 

では、どうすればいいでしょうか?

 

M&Aアドバイザーのメールなどの連絡先は分かっていると思います。毎月或いは数ヶ月に1度、定期的に、買収ニーズをM&Aアドバイザーに送るのです!

 

M&Aアドバイザーの頭の中に御社を記憶させておくのです!上記の定期的ニーズの送付、是非、そして、必ず実行してください。

 

新鮮な記憶が優先されてしまうの(可能性があるの)です。

 

このことをお忘れなく!短いですが、本日はここまで。でも、内容はとても重要です!最後になりますが、弊社のお客様で定期的に買収ニーズを送付してくる買い手様の数は、片手で数えられる程度です。

 

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この記事の著者

  • 松原 良太

    ・青山学院大学経済学部 卒業
    ・オーストラリアボンド大学 大学院 経営学修士課程(MBA)修了。
    ・財団法人日本M&Aアドバイザー協会 代表理事
    ・株式会社ビザイン 代表取締役パートナー
    ・AMD capital management 株式会社 代表取締役
    ・株式会社ビザイン・ファミリー・アドバイザーズ 取締役
    ・近著(共著):この1冊でわかる M&A実務のプロセスとポイント

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