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有担保融資と銀行融資との担保バランスについて

今回は、有担保融資と銀行融資との担保バランスについてお話をします。

 

銀行借入で担保設定できる資産は以下の種類があります。

 

・不動産、定期預金、有価証券、売掛債権、棚卸資産等

 

自社・個人の資産を銀行に担保提供している場合、融資金額とのバランスを考慮していない経営者が多いと思います。まず、担保価値を算出し保全金額を記入して金融機関別融資取引内訳表を作成して下さい。

 

作成することによりどの銀行が積極的に融資対応しているかが分かり、今後の融資申し込みを検討する材料になります。

 

自社の担保設定と融資金額を把握しておくことは、今後の銀行取引関係を築きメイン・サブ銀行として長く付き合う上で必要です。

有担保融資のメリットとデメリット

有担保融資のメリットとデメリットは下記の通りです。

メリット

  1. 融資金額が多額でも可能になる
  2. 借入期間が長期間になる
  3. 低金利になりやすい

デメリット

  1. 担保を評価するのに時間がかかる
  2. 予想した以上に担保評価が低く予定した融資金額に満たない
  3. 返済が出来なくなった場合、担保を処分される可能性がある

 

銀行から追加担保や新規担保を要求された場合、慎重に銀行取引を見直してください。銀行は担保を取ることで保全をカバーしたいと考えています。今後の融資姿勢に影響が出てくるので事前に対策を立てる事は重要です。

 

担保提供しているのにこれ以上借入が出来ない、提供している担保を有効活用できず各銀行の融資バランスが悪い、新規に担保を入れて多額の融資を可能にしたい、資金繰りが厳しい等の悩んでいる企業は、お気軽にお問い合わせください。

 

エクステンドでは、経営者からの無料相談を受け付けています。新たな資金調達を成功させたいや、返済・資金繰りが厳しいなどの財務でお悩みでしたらお気軽にご相談ください。まずは下記バナーより「無料相談」をご利用ください。財務コンサルタントが親身になって対応致します。

この記事の著者

  • 井上 貴裕

    東京の地方銀行に15年間勤務。主に中小企業を対象に、担当者として常時100社前後を担当し、多くの取引先と接し、企業の成長・発展に貢献。事業再生支援・財務分析による経営改善等幅広い業務に携わり、資金調達、金融機関との交渉に強みを持つ。長年勤務し身に付けた業務・知識・経験により、金融機関との良好な関係作り、資金調達の支援、銀行が要望している資料作成は熟知している。500社以上の経営者様の相談を受け、解決手段を1000案以上の提案している。

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