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日本政策金融公庫と情報交換して気になった2項目

ご存知の社長も多いかと思いますが、2024年12月末をもちまして、新型コロナ対策資本性劣後ローンは終わる予定す。2024年6月から6ヶ月の延長がありましたが、新型コロナによって業績が悪化したということを証明することが難しくなっている現在、終了すると思われます。

 

そうなると2025年1月からどうなるのかです。以前より、挑戦支援資本強化特別貸付(資本性ローン)はありますので、企業再建資金としてこちらの制度を利用することになります。詳細はホームページをご覧いただいたり、個別に日本政策金融公庫にご相談いただいたりしてご確認ください。

 

もちろん、入り口として弊社にご相談でも構いません。

 

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そこで、日本政策金融公庫との情報交換で気になった点は、コロナ対策であれば検討できた資本性ローンが、通常版になるとテーブルにのらない案件があるということです。

 

平時に戻るので当然といえば当然のことですが、これまで活用できたものが活用できなくなると不便に感じたり、経営継続において支障がでたりすることもあります。しかし、制度ですので、そういうものだと割り切って考えるしかありません。

 

もう一点、気になったことは、地域によって異なるのかもしれませんが、日本政策金融公庫の担当者はエリアと金融機関毎に割り振られているのですが、以前に増して、金融機関と連携していることです。

 

わざわざ日本政策金融公庫の担当者が、金融機関の支店に訪問して案件を検討しています。

 

ということは、日本政策金融公庫に新規融資や折り返し融資を希望する場合、直接日本政策金融公庫を尋ねても良いでが、メイン金融機関を通して相談することのほうがスムーズにことが運ぶこともあるのではないかということです。

 

どちらにしても日本政策金融公庫はメイン金融機関の支援状況を確認しますので、連携が先か後かの違いだけです。

 

例えば、メイン金融機関へ2,000万円の融資を希望したが、満額は難しいと言われ1,000万円に減額なった場合、残りの1,000万円の調達をメイン金融機関に依頼して日本政策金融公庫へ打診してもらうのです。是非ともご検討いただきたい内容です。

 

日々のお悩みを弊社にお話しいただくことで、今後の経営の方向性が見えることもあります。些細なことでも構いませんので、ご相談ください。

 

エクステンドでは、経営者からの無料相談を受け付けています。新たな資金調達を成功させたいや、返済・資金繰りが厳しいなどの財務でお悩みでしたらお気軽にご相談ください。まずは下記バナーより「無料相談」をご利用ください。財務コンサルタントが親身になって対応致します。

この記事の著者

  • 野上 智之

    公立大学法人北九州市立大学卒業、大手システム会社を経て、教育研修会社での新規部門立上げや西日本責任者としての実践により、収支損益の黒字化と人財育成がなければ、企業は元気にならないという強い信念のもと中小企業に特化した経営コンサルタントに転身。現在も10社を担当し各地でセミナーや研修を実施したり、地域金融機関との連携を実施。行政書士試験合格、宅地建物取引士、動産評価アドバイザー(TAA)、中小企業庁ミラサポ専門派遣登録専門家、プッシュ型事業承継支援高度化事業登録専門家(中小企業庁)、再生支援ネットワーク会議メンバー(広島)

金融機関紹介実績No1
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