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業績回復が見込める動きが大切になる

本日は、小規模事業者の状況について記載します。

 

株式会社帝国データバンクの倒産集計2024年9月報のデータを見ますと、倒産件数は741件29カ月連続で前年同月を上回り、9月としては10年ぶりに700件超となっています。また、業種別ではサービス業(17.4%増)が最も多く、小売業、飲食店の増加が目立っています。規模別に見ますと、負債5,000万円未満が450件と最多で、小規模企業の倒産が目立っています。

 

上記のような傾向は、弊社への相談内容を見ても同じ傾向があります。「サービス業」「小規模企業」というキーワードです。

 

これまでは、どうにかコロナ資金で対応してきた、過去の貯蓄で継続してきた、しかし、売上が戻らないことによりその資金は日々減少し、これ以上の継続は難しい。このような状況でも経営者は事業継続を強く望まれており、どうにか資金調達はできないかと模索されています。

 

総論として、ご相談は早めにいただければと思います。

 

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回復が見込める動きが大切になる

次に大切なことは、これまでは赤字であったが、これからは〇〇によって業績の回復が見込める、または、回復が見込める動きをしているかどうかです。

 

過去は過去です。これからの未来がどうなるかをお伺いしたいのです。

 

銀行から経営改善計画の作成をして欲しいと言われることがあると思います。それは今後どのようにして回復しますかを聞いているのです。単に売上などの数字計画を作ることはExcelによっていくらでも作成できますので意味はありません。

 

つまり、大切なことはその売上や利益の根拠をどのようにして獲得するかという具体的なアクションプランです。そこをお伺いしたいのです。また、それが肝となります。

 

ただ、小規模企業においては、これまでいろいろとチャレンジしてきたが万策尽きたというお話を聞きます。また、使えるお金が限られているため、仮にアイディアがあってもそれを実行することができないこともあります。

 

それでも、現在のサービスや商品を少しずらした新たなサービスや商品を開発し、高い粗利率で販売することに知恵を使うのです。

 

なぜ、小規模企業はなかなかこれだという知恵がでないのか?それは社長ひとりが考えるからです。大企業は何十人、何百人から知恵をもらうから1つの素晴らしい案にたどり着けるのです。素案の数の問題であり質の問題ではありません。

 

日々のお悩みを弊社にお話しいただくことで、今後の経営の方向性が見えることもあります。些細なことでも構いませんので、ご相談ください。

 

エクステンドでは、経営者からの無料相談を受け付けています。新たな資金調達を成功させたいや、返済・資金繰りが厳しいなどの財務でお悩みでしたらお気軽にご相談ください。まずは下記バナーより「無料相談」をご利用ください。財務コンサルタントが親身になって対応致します。

この記事の著者

  • 野上 智之

    公立大学法人北九州市立大学卒業、大手システム会社を経て、教育研修会社での新規部門立上げや西日本責任者としての実践により、収支損益の黒字化と人財育成がなければ、企業は元気にならないという強い信念のもと中小企業に特化した経営コンサルタントに転身。現在も10社を担当し各地でセミナーや研修を実施したり、地域金融機関との連携を実施。行政書士試験合格、宅地建物取引士、動産評価アドバイザー(TAA)、中小企業庁ミラサポ専門派遣登録専門家、プッシュ型事業承継支援高度化事業登録専門家(中小企業庁)、再生支援ネットワーク会議メンバー(広島)

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