コラム

  1. ホーム
  2. > コラム
  3. > 銀行とのつきあい方
  4. > サブ銀行からの提案は受けるべきか

サブ銀行からの提案は受けるべきか

メイン銀行という単語を聞いたり、使ったりする社長は多いかと思います。私が思うメイン銀行とは、親身になって会社の経営相談などにのってくれ、社長と金融機関との間に強い信頼関係がある金融機関です。つまり、単に借入残高が多い金融機関ではないということです。

 

しかし、社長に「メイン銀行はどこですか?関係は良好ですか?」と聞くと、借入残高が多い金融機関をメイン銀行と呼び、関係は良くないというのです。つまり、私が思う定義とは異なり、単に借入残高が多い金融機関を指しています。 次にサブ銀行ですが、メイン銀行の次に借入残高が多い金融機関を指しています。

 

上記の定義による社長からの話は、メイン銀行は信用保証協会付きや不動産担保による融資を行い、借入残高は多いが経営に対する支援はなく、次に借入残高が多いサブ銀行はプロパーで融資をしてくれ、経営に対する支援もあり良好なパートナーということになります。

 

新型コロナ関連の融資によることが、上記のようなことに拍車をかけたのではないかと感じています。そして、現在も業績がなかなか回復していない企業はどうにかして改善したいが、メイン銀行に相談できずに悩みが膨らんでいます。

 

だからサブ銀行に相談し、プロパー融資があるのでサブ銀行も相談にのってくれるのかと感じます。この現象は、〇〇銀行だからとうものではなく、メイン銀行かサブ銀行なのかの立ち位置で対応が変わっており、一概に〇〇銀行は良いとか悪いとかにはなりません。

 

よって、現在はサブ銀行に経営相談するという選択がよいかと感じます。ただ、サブ銀行がメイン銀行になるという気概があるかないかによっても支援の温度差がありますので、その点はご確認いただければと思います。どのように金融機関と付き合えばいいのか、どこまで相談したらいいのかなどお悩みの場合はご相談ください。

 

日々のお悩みを弊社にお話しいただくことで、今後の経営の方向性が見えることもあります。些細なことでも構いませんので、ご相談ください。

 

エクステンドでは、経営者からの無料相談を受け付けています。新たな資金調達を得たいや、返済・資金繰りが厳しいなどの財務でお悩みでしたらお気軽にご相談ください。まずは下記バナーより「無料相談」をご利用ください。

この記事の著者

  • 野上 智之

    公立大学法人北九州市立大学卒業、大手システム会社を経て、教育研修会社での新規部門立上げや西日本責任者としての実践により、収支損益の黒字化と人財育成がなければ、企業は元気にならないという強い信念のもと中小企業に特化した経営コンサルタントに転身。現在も10社を担当し各地でセミナーや研修を実施したり、地域金融機関との連携を実施。行政書士試験合格、宅地建物取引士、動産評価アドバイザー(TAA)、中小企業庁ミラサポ専門派遣登録専門家、プッシュ型事業承継支援高度化事業登録専門家(中小企業庁)、再生支援ネットワーク会議メンバー(広島)

新商品のご案内

実際にエクステンドで手がけた
再生事例を紹介!

 

・資金繰り改善・資金調達
・業務改善・粉飾決算
・M&Aなど

→ 詳細・ご購入はこちら
金融機関紹介実績No1
支援機関
contents
  • 事業再生
  • M&A
  • よくある質問
  • 実際の事例集
  • オンラインショップ
  • 会社概要

一人で悩む経営者へ
後悔しない決断を一緒に見つけましょう