万が一の対策として予約保証で緊急時融資の準備を行う
私は普段コンサルタントとして顧問先のお客様対応をしておりますが、それ以外にメルマガ等を通じ、新たな経営者からのご相談についても相談員として対応させていただいております。相談を希望される経営者は色々な相談をされます。では経営者は「どの様な相談をされているのか?」と思われた方も見えるかと思います。
相談の内容は主に次の様なものになります。
1.ただわからない事の質問の相談
2.業績が本当に厳しく資金繰りの相談(資金調達含む)
3.金融機関への不満の相談
4.業績には特に問題はないが将来に向けての相談
実際にどの様な相談が多いのか?
あくまでも私が受けた相談という前提にはなりますが、多いものから順番に番号を述べますと
2.業績が本当に厳しく資金繰りの相談(資金調達含む)
↓
3.金融機関への不満の相談
↓
1.ただわからない事の質問の相談
↓
4.業績には特に問題はないが将来に向けての相談
2→3→1→4の順番です。この順番をみて経営者のあなたはどのように思われましたか?
問題が発生し困ったから相談をするという事だと思います。そして問題が発生していない時に相談をする方は非常に少ないという事です。「そんなの当たり前だ!」とほとんどの経営者の方は思われたのではないでしょうか?
でも「でも本当にそうなのでしょうか?」「それでいいのでしょうか?」私は違うと思います。なぜなら、問題の発生していない時に、業績に問題がない時に、相談をしていただくのがいいかと思います。
問題が発生してからではなく、問題が発生した時の為に将来に備えるのです。つまり『万が一のために、事前対策をしっかりとされていますか?』という事です。
私は愛知県を主体にコンサルタント活動をしていますので、愛知県信用保証協会の保証制度に次の様なものがあります。
ずばり『予約保証』です。
予約保証の概要
通常、30日の保証書有効期間が365日となり、緊急的に融資が必要となる場合にあらかじめ備えることができるのです。では詳細についてお話させていただきます。
対象者
次のいずれかの要件を満たす中小企業者
1.同一の事業を3年以上営んでいる
2.申込金融機関との与信取引が1年以上
3.本協会における保証料率区分が2以上
融資限度額
2,000万円
融資期間
運転資金または設備資金
※既存の保証付き融資を回収条件とすることはできません。
予約期間
予約(保証)決定日の翌日から365日
貸付利率
金融機関所定
資金使途
事業資金(既存の保証付き融資を回収条件とすることはできません。
貸付形式
証書貸付
返済方法
原則として均等分割返済
担保・保証人
担保は原則として不要
連帯保証人は必要となる場合がありますが、原則として法人代表者以外は不要
保証料率
予約時:無料
貸付実行時:年0.60%~1.90%(通常より1区分高い料率が適用されます)
どなたでもご利用できる制度ではありませんので、お取引のある金融機関にご相談される事をお勧めします。万が一のために、事前対策をとる事が必要であるという事は理解していただけましたでしょうか?
でも『この制度が全てではない!』というのも事実です。色々な方法があると思います。私は常に今できる事を一緒に考え、一緒に行動していけたらと思っています。一度弊社に相談して頂き、改善策を一緒に考えませんか?
エクステンドでは、経営者様からの無料相談を受け付けています。新たな資金調達を得たいや返済が厳しい、資金繰りが苦しいなどのお悩みでしたらお気軽にご相談ください。まずは下記バナーより「無料相談」をご利用ください。