実際数字を使って利益金額の変化を把握するMQ会計について
仕入価格・人件費等の上昇、売上の低迷等で利益を確保するのが厳しい経済情勢になっています。今後、増加した借入金を返済するために、ある程度の利益確保が必要になってきます。会社が利益を上げるための戦略的な会計であるMQ会計についてお話をします。
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財務会計と管理会計は有名なので知っている方は多いと思いますが、MQ会計との違いは下記のとおりです。
財務会計
投資家・税務署といった企業外部者に対して、企業の財務状況や経営状況を報告するために行う会計
管理会計
過去の結果に基づき、会社の状況を把握するためのもの、そのため翌月以降にならないと、実際の計算に必要なデータがあがってこない
MQ会計
過去の数字をまとめつつ、未来の意思決定を行える手法
・簡単に分かりやすいのが下記図表です。
損益分岐点と考え方は同じです。
※利益を上げる方法は次の4つです
- 販売価格を上げる
- 変動費を下げる
- 販売数量を増やす
- 固定費を下げる
事業計画を作成する時に、売上高・利益の目標金額を設定することは重要です。しかし、もう一歩踏み込んで、販売単価をどの位アップするのか、販売数量をどの位増やすのか、仕入単価をどの位下げるのか、経費等の固定費をどの位削減するのか検討してみて下さい。
販売単価をアップする事で販売数量にどの位影響があるのか等、上記数字を変えることで変わってきます。頭の中でイメージするのではなく、実際数字を使って利益金額の変化を把握するのは重要です。
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