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事業ドメインは市場環境の変化に合わせて柔軟に見直すことが大切

本日は、事業ドメインの再定義についてお話します。

 

事業ドメインとは、企業が経済活動を展開する事業領域、主力事業となる本業のことを指します。市場環境の変化に合わせて柔軟に見直すことが大切です。

 

事業ドメインの再定義に話を戻しますと、これにはCFT分析というものがあります。

 

CFT分析には、Customer(顧客)Function(機能)Technology(技術)という3つの評価軸があり、端的に言えば、誰に、何を、どのように提供するかを決定することです。

 

Customer(顧客軸)とは、

Who、誰に対して事業を行うのか?

 

Function(機能軸)とは、

What、どのような価値を顧客に提供するのか?

 

Technology(技術軸)とは、

How、どのような技術を活用して事業を行うのか?

 

をこれまでとこれからで検討し、マーケティングの目標設定(課題と対策)をします。

 

自社の顧客軸を明確にすれば、不要な事業領域に進出することは避けられ、限られた経営資源を集中投下できます。

 

特に中小企業では、顧客軸をしっかり定めることは大切です。コロナによって減少した売上高を取り戻そうと、この客もあの客もとどんどん客層を広げることでアイテム数が多くなっている中小企業も見かけます。

 

しかし、それでは利益はついてきません。改めて顧客軸の見直しが必要だと感じます。また、自社の強みを中心に機能軸を検討いただきたいと思います。

 

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この記事の著者

  • 野上 智之

    公立大学法人北九州市立大学卒業、大手システム会社を経て、教育研修会社での新規部門立上げや西日本責任者としての実践により、収支損益の黒字化と人財育成がなければ、企業は元気にならないという強い信念のもと中小企業に特化した経営コンサルタントに転身。現在も10社を担当し各地でセミナーや研修を実施したり、地域金融機関との連携を実施。行政書士試験合格、宅地建物取引士、動産評価アドバイザー(TAA)、中小企業庁ミラサポ専門派遣登録専門家、プッシュ型事業承継支援高度化事業登録専門家(中小企業庁)、再生支援ネットワーク会議メンバー(広島)

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