事業計画や経営計画の策定する5つの目的とは?
今回は、会社が今後どのような方向性を計画し、達成していくのかを示す経営計画について、お話をします。
経営計画は、自社の経営理念やビジョンや目標を具体的に明確化し、会社全体の方向性を示すものです。
中小企業における経営計画又は事業計画の策定の有無は、中規模企業が約7割(69.6%)、小規模事業者では約5割(47.5%)が策定しています。(資料:(株)野村総合研究所 2019年12月「中小企業の経営課題と公的支援ニーズに関するアンケート」)
経営計画策定の目的
経営計画策定の目的は下記があります。
- 会社の現状や問題点等が把握できる
- 会社が存続し持続的に成長が可能になる
- 目標の具体的な内容や数字等が明確になる
- 従業員と目標が共有できる
- 第三者からの信用が高まる
経営計画の対象期間
経営計画の対象期間により内容が異なります。
- 短期経営計画(1年)
- 中期経営計画(3年~5年)
- 長期経営計画(5年~10年)
一般的に、中期経営計画を作成するケースが多いです。加えて短期経営計画を作成し、事業の進捗状況により経営計画の修正をしていきます。経営計画を作成しただけでは効果はありません。
目標計画を掲げても実際、実行できなければ効果は薄れてしまいます。そのように成らない為に、業績の進捗により計画と実績の予実管理を行い、修正を行うことは重要です。
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