注目されるPMI
ウィズコロナ・ポストコロナにあわせた経済活動が活性化してきました。一方で、コロナ融資の返済も始まっており、様々な未来像を検討されています。
先般、ある地域金融機関の方とお話をさせていただいた際に、このようなお話がありました。
「M&Aは双方の合意に意識が集中しがちですが、地域を支える金融機関としては、合意後にその企業が持続的成長を実現することの方が重要だと感じています。その点エクステンドさんは、長年の中小企業経営のご支援の実績により、先ほどの心配事をフォローしてくれ、安心しています。」
これはどういうことを意味しているかと申しますと、M&Aアドバイザリー会社は、本当にA社とB社が一緒になることが相応しいのかを深く検討しているのか(前段階)、A社とB社が一緒になった後の経営に関する支援がない(後段階)ことに対する、市場ニーズです。
私はその打合せの場では、このように例えました。
「マッチングアプリなどで結婚する時代ですが、その後に離婚する方もいます。結婚は役所に婚姻届を提出して受理されることですが、M&Aの手続きもそれと同じようなもので、一番大切なのはその後の人生が幸せなのか、ではないでしょうか。」
例え話の良し悪しは置いておきまして、今、M&Aは相手会社と合意するプロセスから、その後の統合作業に重点が移っています。
その単語が、PMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)です。
M&A後の統合プロセスを指し、戦略、マネジメント、意識など一連の経営統合作業を意味します。
弊社では、後段階のみならず前段階から、じっくりお話を聞かせていただきます。
日々のお悩みを弊社にお話しいただくことで、今後の経営の方向性が見えることもあります。些細なことでも構いませんので、ご相談ください。
最新のコラムやQ&A、ニュースレターは、無料メルマガ「銀行とのつきあい方」でお届けしております。銀行の動向、資金調達、資金繰り改善、補助金、経営改善等に関する情報を取得いただけます。下記のバナーよりご登録ください!