【事業再構築補助金】将来の事業展開を創造する
ある社長様からのご相談は、このような内容でした。事業再構築補助金を活用することで、今の事業から全く異なる事業にシフトしたいので相談にのって欲しいというものでした。
細かい事業内容は割愛して説明しますが、私は本質を捉えた考え方だと感じます。
現在の事業は、とにかく粗利率が低いとのことです。その要因は外部要因・内部要因いろいろありますが、これ以上どう改善策を講じても改善することは難しいと判断をされていました。
私もその話を聞いてそうだと感じました。これまで、経営改善を何もしていなければ改善の余地があり、それに着手することでコストを抑えることはできますが、この策は数回で限界がきます。
これ以上はカットできないところまで削減すると、それ以上はカットできないのです。
もし、それ以上に粗利率を改善しようとすると、こんどは品質が悪くなります。いわゆる、安かろう、悪かろうになります。この社長様は、これまでの事業を捨てる覚悟でした。
目指すは、粗利率が高い事業にシフトすることです。その案は、いくつか検討中でしたが、少なくとも今の事業を継続するよりも魅力的な事業構想でした。
このように本業を見つめ直し、将来の事業展開を創造する。将に、事業再構築補助金の本質ではないかと思います。
ただ、新しいビジネスに着手するには必ずリスクがあります。このリスクを補助金で低減できるのであればチャンスです。補助金ありきではなく、事業ありきです。このような考え方で、多くの中小企業様には、事業再構築補助金に取り組んでいただきたいと思います。
弊社は、認定経営革新等支援機関であり、取り組みを検討されている社長様、もう少し詳細を知りたいと思われる社長様のご相談を受け付けています。まずは、下記バナーの「再構築補助金WEB相談会」をご利用ください。