金融機関から見た銀行取引状況について
地方銀行トップの横浜銀行と3位の千葉銀行が業務提携を発表しました。今までの弱者救済型ではなく上位行同士の提携であり、今後に与える影響は大きいと思います。
業務提携、経営統合等は、事業の成長や効率化のためには有効な手段であり、異業種からの参入も含め、今後益々盛んに行われていくでしょう。このような外部環境の変化を脅威ではなくチャンス(機会)として捉え、貴社の金融機関取引の戦略を考えてみて下さい。今回は金融機関から見た銀行取引状況について見ていきます
銀行取引状況
1.主力銀行(メイン行)を持っているか
2.取引年数は何年か
3.金融機関の取引数は妥当か、多すぎないか
4,金融機関の取引行は変わらず、安定しているか
5.頻繁に取引銀行が変わっていないか
6.取引銀行別の保全状況はどうなっているか
7.預金・貸出残高、貸出金利はどうか
8.主力銀行(メイン行)・準主力銀行(サブ行)の今後の融資方針はどうか
他にも見るポイントは色々ありますが、主なものを挙げてみました。
まず、現在の会社状況を客観的に捉えて判断することが大切です。貴社の業界動向、世の中の流をしっかりと把握することも必要です。その中から貴社にとってプラスの材料、マイナスの材料を的確に洗い出して見ましょう。
次に、現在の銀行取引状況及び、今後の業績予想を加味して判断します。金融機関取引を安定的に維持し、資金調達が容易に出来るように、先を読んで先手を打っていきましょう。
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