銀行員にとっての顧客とは!?
これまでの尊敬の念はなくなり、経営者への言葉遣いが大変荒くなります。これまでは何かある度に、伺いますと言ってくれた担当者が、会社に訪問しなくなり、要件がある場合は、経営者を銀行に呼びつけます。
更に、資料の提出などでも、これまではお忙しいと思いますので時間的に余裕をくれたのですが、そんな余裕は一切なくなり、今日の15時までに資料をくださいと、経営者がどこで何をしているのかは関係なくなり、一方的に電話で伝えてきます。
それにより、出張先から急遽会社に戻らなければならないこともあり、営業活動に専念できない場合もあります。
実際、経営が悪くなったのですから、その一番の責任は経営者にあります。また、債権者と債務者との関係において、経営者が厳しい言葉をいただくことも当然かと思います。その際は、素直に経営者は謝ることです。
しかし、その悪化状態を早く脱出することに支援いただきたいと思います。放置しないでほしいと思います。苦しい時こそ、力を貸してほしいと思います。そのためには、銀行員は、常に学ぶ姿勢を持ち、謙虚で、変なプライドを捨て、自分の昇進よりも目の前の中小企業経営者に寄り添う覚悟をもって、中小企業の経営支援をしてほしいと思います。
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