事業承継を考える上で最適な選択が把握できるフローチャート
先だって営業訪問をしたある会社経営者から興味深い話を聞くことができました。
それはアメリカでは大学教育の中で「在庫学」と言う履修科目があり、その学問を多くの学生が履修をして卒業後ビジネス現場でも役立てていると言う話です。
日本ではその学問が普及しておらず、なるほど私も今、経営学を学び直したいという気持ちからある大学の通信教育を受けていますが履修科目にはありません。
ビジネスの現場では、例えば日米の金融機関の担保の特色をみてもわかるようにアメリカでは日本と比べて在庫等の動産担保の重視・多様という点で比較にならないほど進んでいます。
在庫ひとつをとってもそれに対する教育があるのとないのとでは、ビジネスの現場にこれだけの差が出来るものだと痛感させられました。
事業承継を考える上で最適な選択が把握できるフローチャート
今回は、事業承継を考える上で後継者問題だけではなく、財務面や事業の将来性、経営者の思いも踏まえて最適な方法を選択できる簡単なフローチャート図を添付しました。
フローチャート図はPDFでも添付しております。見えずらい場合は印刷してご利用ください。
如何でしたでしょうか?
承継を考える上で、やはり一番重要視しなければならないのは当事者である現経営者の思いや気持ちであると考えています。
次回からは、その考え、気持ちから選択した可能な方法(出口)について、個々にお話をしていきたいと思います。
執筆:沖原 厚則
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