なぜ販路拡大の方法としてM&Aが注目されているのでしょうか?
- M&A全般
販路拡大の方法として注目されるM&A
「自社の販路を広げるために様々な方法を試しているが、うまくいかない。販路拡大の方法として何か良いものはないだろうか…」
このような悩みを多くの経営者の方が抱えているのではないでしょうか。
販路拡大の方法は、会社の売上を左右する重要な課題です。そのため、多くのの企業の経営者が様々な方法を試みています。そこでいま注目されているのが、販路拡大の方法としてのM&Aです。
「販路拡大の方法としてのM&A? M&Aは他業種参入のための方法ではないのか?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、M&Aは販路拡大の方法として非常に有用なのです。
M&Aによる販路拡大のメリットとは?
M&Aの買い手企業がM&Aを行なう大きな目的は、業務拡大です。
その業務拡大の方向性には異業種M&Aによる多角化の他に、同業種M&Aによるノウハウの獲得や販路拡大があります。
M&Aを行うことで買い手企業は、M&Aした相手の取引先や販売ノウハウを手に入れることができます。
このようなM&Aによる販路拡大の最大のメリットは、M&Aを行なうことによって「時間や手間を買う」ことができる点です。
販路開拓のための人脈づくりなど販路拡大のためには時間や労力が必要となりますが、M&Aでは既に出来上がった販路を活用することができます。
特に海外進出など商習慣などが全く違うフィールドにおける場合には、現地企業のM&Aを用いた販路拡大などは非常に大きなメリットを持ちます。
また、同じ販路を争う同業他社とのM&Aはその販路を独占することができるため、これもまた有効です。このように、販路拡大の方法としてM&Aは非常に有用な手段といえるのです。