資金繰り表の運用がうまくいっていないと判断。当面の資金繰りを安定化させるべく、銀行へリスケジュールを依頼。
財務資料等を社長・専務・弊社担当者と念密に打ち合わせし、経営改善計画書を作成した。これにより資金繰り表（お金の流れ）が可視化でき、銀行対策も万全となる。

現在使われていない遊休資産を売却して負債圧縮出来るよう地元不動産業者に依頼。
会員権・保証金・生命保険および投資信託の見直しを徹底的に行う。さらに、資金繰り表にて経費の一つ一つ見直しを行い毎月の予算実績管理を徹底する。

資金繰り表によって明確化された売上債権回転期間と仕入債務回転期間とのズレを解消すべく仕入先との支払サイト交渉を実施。
棚卸資産回転期間を短縮すべく在庫管理を徹底する。

メイン銀行をはじめサブ銀行からの抵抗もあり2ヶ月間かかったが、社長はじめ専務も粘り強く交渉に臨み条件変更に成功した。

これにより、資金繰り表の一番負担となっていた借入金の返済が月額4,000万から80万に大幅見直しを実現した。

遊休資産の売却は、金融機関との任売交渉を行い担保抹消ができ今年度中に売却予定。
会員権・保証金・生命保険および投資信託の見直しを徹底的に行い、負債圧縮に大いに貢献する。

総資産利益率（ROA）も向上し、着手より2ヶ月で約3,000万円の削減。
資金繰り表の経費の予算実績管理を徹底し、着手より4ヶ月で毎月150万円の経費節減に成功。

リスケジュールを行っている為、金融機関より新たな資金調達が困難なため、弊社提携先の企業より売掛金を担保にし、2,000万円の資金調達に成功。

資金繰り表の見直しにより、本業に専念することができるようになりました。今後より一層の改善に努め、エクステンドの助言のもとに数年後には地域優良企業の地位を築いていきたいと考えています。