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利益確保するためにはどこから検討すればよいですか?

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【質問】

会社を成長させるために改めて戦略を検討したいと思っています。 特に、人件費や仕入価格の上昇をカバーするだけの利益確保が急務です。ただ、どこから検討すればいいのか分からず、堂々巡りになっています。何かヒントはないでしょうか?(製造業A様)

【回答】

人件費や仕入価格の上昇は今後も続くでしょう。この外部環境の変化にどのように対応すべきか、とても企業にとって重要です。

 

戦略を調べてみると、デジタル大辞泉には以下のように書かれています。

 

  1. 戦争に勝つための総合的・長期的な計略。
  2. 組織などを運営していくについて、将来を見通しての方策。

 

戦争という言葉を競合他社とのビジネス上での戦いと捉え、その戦いに勝つためにどのように経営資源を活用していくかという大局的、長期的なものと解釈できます。

 

ご質問に対しての答えをひとつ挙げるなら、戦略を考える前に戦略の上位層に経営理念があることに気づいていただきたいと思います。

 

中小企業のなかには経営理念がないところもあります。そのような企業は戦略を検討するのではなく、経営理念を検討いただくこととなります。また、経営理念はあるが言葉があるだけで意味をなしていない場合も経営理念を再検討することから始まります。自社にしっかりとした経理理念がある企業であれば、戦略を検討することとなります。その際に目的をしっかりと認識していただきたいと思います。

 

製造業であれば何かを色々と工夫されて造っているかと思いますが、それを検討するのではありません。

 

“なぜ”それを造ろうとしているかがキーとなります。

 

私の感覚ですが、日常の業務に追われてしまい“なぜ“という信念や目的が薄れたなかで戦略を検討しても、よい回答は導き出せないということです。

 

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この記事の著者

  • 野上 智之

    公立大学法人北九州市立大学卒業、大手システム会社を経て、教育研修会社での新規部門立上げや西日本責任者としての実践により、収支損益の黒字化と人財育成がなければ、企業は元気にならないという強い信念のもと中小企業に特化した経営コンサルタントに転身。現在も10社を担当し各地でセミナーや研修を実施したり、地域金融機関との連携を実施。行政書士試験合格、宅地建物取引士、動産評価アドバイザー(TAA)、中小企業庁ミラサポ専門派遣登録専門家、プッシュ型事業承継支援高度化事業登録専門家(中小企業庁)、再生支援ネットワーク会議メンバー(広島)

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