コラム

  1. ホーム
  2. > コラム
  3. > メルマガ読者とのQ&A
  4. > 【Q&A】2025年商工中金は民営化される

【Q&A】2025年商工中金は民営化される

メルマガ読者とのQ&A

弊社、無料メールマガジン「銀行とのつきあい方」にご登録いただいた方の特典として、ご質問を受付ていただいております。

【質問】

商工中金が民営化されると聞いたのですが、中小企業にとって今後どのような影響がありますか。当社は商工中金の残高が多いので気になります。(製造業B様)

【回答】

ご存知でない方もいらっしゃるかもしれませんが、商工中金は2025年に民営化されます。

 

ただ、ご質問の回答としては、分かりませんとしか答えようがありません。これまでの流れを下記に記載します。

 

スケジュールは、政府が保有する46.5%の全株式を2024年度末までに売却し、2025年6月半ばまでに民営化される予定です。これにより業務範囲の制限が緩和されることになり、ITサービスの販売や経営人材のマッチングといった中小企業向け支援を強化する方針です。

 

一方で、民間金融機関との競争を妨げないように配慮する規定は、改正商工中金法に残るため、どこまで積極的に支援できるかは分かりかねます。

 

2024年7月、その株式を売却する入札受付した結果、政府保有株10億1,600万株に対して落札されたのは1億3,556万株、落札率は13%、9割弱の株式が売れ残る事態となりました。

 

その要因はいろいろと挙げられていますが、投資対象としての魅力が低いという要因もあるようですが、本質的に言えば、中小企業がこれからも商工中金が必要だと感じているかどうかだと思っています。

 

この結果を踏まえ、中小企業経営者は何を考え、どのように行動するのが自社にとって良いか、十分検討に値する事項だと思います。

 

是非とも弊社を活用いただき、社長様のお悩みを少しでも解消してください。事業の更なる発展をご支援いたします。

 

エクステンドでは、社長様からの無料相談を受け付けています。新たな資金調達を得たい、損益改善したいなどのお悩みでしたら下記バナーより「無料相談」をご利用ください。

この記事の著者

  • 野上 智之

    公立大学法人北九州市立大学卒業、大手システム会社を経て、教育研修会社での新規部門立上げや西日本責任者としての実践により、収支損益の黒字化と人財育成がなければ、企業は元気にならないという強い信念のもと中小企業に特化した経営コンサルタントに転身。現在も10社を担当し各地でセミナーや研修を実施したり、地域金融機関との連携を実施。行政書士試験合格、宅地建物取引士、動産評価アドバイザー(TAA)、中小企業庁ミラサポ専門派遣登録専門家、プッシュ型事業承継支援高度化事業登録専門家(中小企業庁)、再生支援ネットワーク会議メンバー(広島)

新商品のご案内

実際にエクステンドで手がけた
再生事例を紹介!

 

・資金繰り改善・資金調達
・業務改善・粉飾決算
・M&Aなど

→ 詳細・ご購入はこちら
金融機関紹介実績No1
支援機関
contents
  • 事業再生
  • M&A
  • よくある質問
  • 実際の事例集
  • オンラインショップ
  • 会社概要

一人で悩む経営者へ
後悔しない決断を一緒に見つけましょう