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リスケジュールを行うと同時に新たな融資を受けることについて

メルマガ読者とのQ&A

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【質問】

リスケジュールのタイミングの件で質問させてください。私の場合返済がどうしても無理な場合、融資をせずにリスケするタイプです。○○さんはこの場合融資を受けてからリスケをした方がいいとおっしゃってますがこの場合、結局借金が増えて問題の先送りになり結果的に破産に追い込まれる可能性が高いと思うのですが、どうなのですか?(A様)

【回答】

融資が受けられるが、それが最後の融資チャンス、つまり次回以降は、赤字決算をまたぐので融資が受けるのが困難になるとか、今回の融資は今後の返済をまかなうのにはとうてい足りないが、多少の足しにはなるという場合、融資を受けるとともに、リスケジュールを行います。

 

それは、リスケジュールは、会社を再生させるために返済猶予してもらって資金繰りを楽にする、という手段であり、会社を再生させるための資金が必要だからです。

 

例えば現状の現金預金200万円、毎月返済120万円、年間返済額1,440万円、ある1つの銀行から500万円の融資提案があるが、他の銀行からは融資が受けられず、その融資提案がある銀行からも今後最低1年は、融資を受けられる見込みがないとします。

 

その場合、500万円の融資を受けてその銀行は2、3ヶ月後にリスケ、他の銀行はすぐにリスケします。

 

リスケ合意に1ヶ月かかったとして、500万円の融資を受けておかないとリスケ後の現金預金残高は80万円となり、一方、500万円の融資を受けておくと、現金預金残高は580万円となります。会社を再生していくにあたって現金預金80万円の状態と580万円の状態とで、どちらが再生しやすいか、一目瞭然です。

 

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