1行取引であるが新たな銀行から融資を受けると印象悪い?
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【質問】
現在創業以来一行の銀行取引と、国民金融公庫から融資を受けております。
今回、興信所の調査を受けましたが、担当者が帰り際にサブ銀行を設けた方が良いとアドバイスを受けました。会計事務所に相談したら、今後現在取引銀行から融資が受けづらくなるから考え直すようにアドバイスがありました。
この不況により、売上ダウンにより資金繰りが苦しくなっております。また決算は2期続きで赤字になりそうです。
昨年、手形貸付で融資を受けており、期日書替で繰り返しておりましたが、今年1月セーフティネットによる融資で月払いになりました。担当者はプロパー融資の枠が空いたから、必要な時はいつでも手形貸付で融資しますとの言葉です。
紹介された銀行より訪問受け、再度セーフティネットで別枠で申し込みしてあげますとお話を頂いております。取引銀行を増やしたら、既存の取引行から融資が難しくなるのでしょうか。(K様)
【回答】
取引銀行を複数にするのは、銀行とのつきあいにおいて基本です。1行では絶対いけません。せめて2行にしてください。
今の銀行は、御社が別の銀行から融資を受けるのを見て、安心するはずです。なぜなら、1行取引であればその銀行としても荷が重いからです。
複数の銀行とつきあって、融資の選択肢を広げておくことはとても重要です。新たな銀行から融資を受けて、今の銀行から融資が受けづらくなることはありませんが、ただ新規銀行の融資で今の銀行の融資を返すようなことだけはやめてください。
それはとても心象悪いです。また、別銀行と取引を考える時は、今の銀行にあらかじめ一言、言っておくとよいでしょう。
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