信用保証協会付融資と日本公庫融資のリスケジュール
メルマガ読者とのQ&A
弊社、無料メールマガジン「銀行とのつきあい方」にご登録いただいた方の特典として、ご質問を受付ています。メールマガジン希望の方はページ下部のバナー「銀行とのつきあい方」からご登録ください。
【質問】
リスケジュールの準備?として、口座残高をなくして・・・
と解説されていましたが、銀行のプロパー融資でなく、信用保証協会つきの日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)からの借入でもこの手法は同じととらえても良いのでしょうか?
銀行は単なる窓口と考えると、当社の信用が日本公庫及び保証協会になくなって、次回の融資に影響は出ないのでしょうか?(T様)
【回答】
信用保証協会保証付融資においても、日本公庫の融資においても、返済の引落しは銀行の預金口座から、となります。どちらの融資をリスケジュールするにおいても、銀行預金口座をカラにすることからスタートします。
そもそも、リスケジュールを行うということは、毎月返済する融資を返済しないということになるので、融資残高は減らず、融資残高が減らない状況で新たな融資は受けられない、ということになります。
リスケジュールを行うということは、正常な返済を行っていても新たな融資が受けられず返済ばかりが進んで現金預金が減少していくことを防ぐために行いますので、リスケジュールを行う状況においては「次回の融資」は原則考えられない状況です。
リスケジュールにより返済を止めて現金預金が減少していく状況から改善しその間に経営立て直しを図り再び返済が再開できるようになれば、また新たな融資が受けられるようになります。