経営者の孤独 相談相手がいない経営者は実は多い！
中小企業経営者であるあなたに、会社のことで困ったことがあったらなんでも相談できる人は、いるでしょうか。
資金繰りなど、会社に大きな問題が起こったとき、相談する相手がいないのは、多くの経営者にあてはまるのではないでしょうか。
ワンマンで会社をやってきた経営者にとって、社内の部下に、弱みはなかなか見せられないもの。また、相談したら、危機感を感じられて会社を辞められてしまうのではないか、そういうことで、経営者は社内で、相談できる人がなかなかいないのが現状です。
一方、家族はどうでしょうか。一家の大黒柱としては、家族に余計な心配をかけたくないのが、心情ではないでしょうか。とすると、顧問税理士に相談、という考えにもなります。ただ、税理士の人は、税金や会計のプロではあっても、資金繰りのプロではなく、銀行対策のプロではなく、会社再生のプロでもない。相談して、的確なアドバイスをもらえる先生であれば運が良いのですが・・・。
このように、中小企業経営者の多くは、会社が厳しい状態になっても、相談する相手がいないのが、現実、ではないでしょうか。
私の会社には多くの中小企業経営者がご相談に来られますが、みなさん、「相談できる人が今までいなかった。」と、口をそろえて言います。
会社が厳しくなったら、全てを打ち明けてどうしたらよいか相談する相手を早く見つけることが、何よりも必要です。
相談する相手がいなく、自力でなんとかしようと考える経営者もいますが、厳しい状況をどうやって乗り切るか、経験がないので、どうしても間違った方向に進みがち、となります。
例えば、商工ローンや消費者金融など高金利でお金を借りてなんとかしようとする、会社にはなんの関係ない第三者保証人をつけてでもお金を借りようとする・・・
そうやって、深みにはまってしまいます。中小企業経営者にとって、相談する相手がいない、というのは、とても大きな問題です。
会社がうまくまわっているうちならまだしも、状況が悪くなりだすと、早く、なんとかしなければなりません。まずは、全て打ち明けて相談できる相手、を見つけてください。
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