ブラックであってもお金が借りられるか
ブラックとは、信用情報機関で、延滞・代位弁済・保証会社の保証履行などの履歴が残っていることです。
法人の信用情報を登録しているのは、消費者金融・商工ローン系の「全情連」といろいろな金融機関が加盟している「テラネット」いうところのみです。銀行系の「全国銀行個人信用情報センター」は、法人の信用情報は登録していませんが、代表者などが連帯保証人として、その保証した企業が延滞・代位弁済・保証会社の保証履行などを行っていれば、個人信用情報としてブラック情報が登録されている場合が多いです。
ブラックの方が代表をやっている会社でも、過去に延滞・代位弁済・保証会社の保証履行を行っていない銀行であれば、融資が受けられるケースもよく見受けられます。
延滞・代位弁済・保証会社の保証履行などを過去に行ったことのある銀行であれば、その履歴は、調べれば分かりますので、融資が受けられないですが、そうでなければ、銀行の保証付融資、日本政策金融公庫、プロパー融資など、信用情報を調べない場合が多いので、融資が受けられてしまうこともあります。
そのため、代表が過去に代表をやっていた企業が融資を受けていた銀行を調べ、その代表が現在は別の会社をやっているのであれば、過去に融資を受けていた銀行以外の銀行に申込みしてはいかがでしょうか。
また、信用保証協会保証付融資で、過去に代表をやっていた企業が代位弁済をやっていたら、その履歴が残っているので、別の会社の代表になっても、その代表の過去の履歴が分かってしまうので、それが保証付融資を受けられない要因となってしまいます。
その場合、その方は代表、役員、株主などにならない方がいいでしょう。しかし、そうしてしまうといろいろ支障は出てくるでしょうから、よく考えてみた方がいいでしょう。ブラックとは、信用情報機関で、延滞・代位弁済・保証会社の保証履行などの履歴が残っていることです。
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