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節税と銀行格付対策なら特別損失で利益を落とす

私も法人設立したばかりということもあり、節税対策には関心を持っております。

 

利益が出るか損失が出るかは分かりませんが、なるべく税金がかからないようにはしたいと思っております。サラリーマン時代は確定申告をしたことがなかったので、税金をとられているという実感はなかったのですが、経営者となると、税金はとても気になりますね。

 

しかし節税対策するということは、利益を減らすということにもつながっていきます。利益が少なくなれば、それだけ銀行の格付は下がってしまいます。

 

節税対策をとると格付が下がりますので、なかなかバランスをとることは難しいでしょう。

 

私の会社はコンサルタント業ですが、借入があまり必要ない業種ですので節税のことを考え、あまり格付のことを考える必要はないのですが、借入が必要な業種であれば、節税をとるか、格付対策をとるか悩むことでしょう。

 

節税を行いながら格付をあまり下げない方法、一つ良い方法があります。それは、「利益は特別損失で落とす」という方法です。

 

固定資産・有価証券・棚卸資産等の評価損、退職金等、特別損失で落とせるものは落としてください。そして、なるべく経常利益は高くなるようにしてください。

 

なぜなら、銀行の格付において、重要となるのは営業利益・経常利益だからです。当期利益は、ほとんど重要視されません。ということは、なるべく特別損失で利益を落とすということです。

 

そのようにすれば、節税対策と格付対策を同時にとることができます。

 

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