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融資申込のため、税理士と同伴で銀行を訪ねる

ときどき、融資申込のために、顧問税理士と同伴で銀行を訪ねてくる経営者がいます。

 

理由は、税理士だったら、銀行員と対等な知識で話すことができ、経営者としては楽だろう、ということだと思います。

 

しかし、銀行にとっては、税理士と同伴の経営者は、自社の経営状態等についてしっかり把握していないのではないか?何でも人任せの経営者ではないのか?というように思ってしまいます。

 

銀行が企業に融資をするかどうかを判断する材料の一つに、「経営者」があります。その経営者が、銀行から、頼りない人物と思われてしまっては、税理士との同伴が逆効果になります。

 

経営者であるあなたは、税理士からはいろいろ教えてもらっても、銀行と直接、話をするのは、経営者であるあなたであるべきです。

 

税理士が上手に銀行に話をするより、つたない言葉でも、経営者の口から話をする方が、銀行としても重く受け止めます。

 

しかし、全く税理士を利用しなくても良いというわけではありません。税理士と一緒に、どのように銀行に融資申込をしたら良いのか、作戦を練りましょう。良い税理士だったら、すばらしいアドバイスをしてくれるはずです。

 

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